浴室のドアを選ぶ際、デザインや機能性はもちろん重要ですが、素材選びも快適性と耐久性を左右する重要な要素です。適切な素材を選ぶことで、長期間にわたり快適にドアを使用できるだけでなく、お手入れの手間も軽減されます。まず、最も一般的なのが「樹脂製(プラスチック製)」のドアです。軽量で加工しやすく、比較的安価であるため、多くの住宅で採用されています。水に強く、サビや腐食の心配がないため、浴室のような高湿度の環境に適しています。ただし、衝撃に弱い点や、長年の使用で変色したり、表面に傷がつきやすい点は考慮が必要です。次に「アルミ製」のドアです。耐久性が高く、サビに強いのが特徴です。樹脂製よりも強度があり、デザインのバリエーションも豊富です。スタイリッシュな浴室を演出したい場合に適していますが、樹脂製に比べて費用が高くなる傾向があります。また、金属であるため、冬場は触るとひんやりと感じることもあります。最近では、フレームがアルミで、パネル部分が樹脂やアクリルでできている複合素材のドアも多く、それぞれのメリットを組み合わせた製品が人気です。そして「ガラス製」のドアです。透明感があり、浴室全体を広く見せる効果や、高級感を演出できるのが最大の魅力です。強化ガラスが使用されているため、通常のガラスよりも衝撃に強いですが、万が一破損した場合には破片で怪我をするリスクがあります。また、水垢が目立ちやすく、こまめな清掃が必要となるため、お手入れの手間がかかる点はデメリットと言えるでしょう。重さがあるため、他の素材に比べて開閉が重く感じられることもあります。これらの主要な素材の他に、木製ドアもありますが、浴室のような湿気の多い場所では腐食しやすいため、防水加工が施された特殊なものに限られます。素材を選ぶ際には、ご自身の予算、デザインの好み、お手入れの手間、そして安全性などを総合的に考慮することが大切です。各素材のメリット・デメリットを理解し、実際にショールームなどで実物を見て触れてみることで、後悔のないドア選びができるでしょう。
浴室ドアの素材選びで失敗しないためのガイド